「専業主婦って何が楽しいの?」に考えた日
先日、SNSを見ていてちょっと考えさせられる投稿がありました。
「私は仕事もして趣味もあって自分で稼いだお金を使うのが楽しい!専業主婦って何が楽しくて生きてるんだろう?節約して家族に尽くすのが生き甲斐なんて尊敬しちゃいます」
尊敬しちゃうって褒めてる様で、何が楽しくて生きてる?って言っちゃってる。
その価値観は理解できないなーってのが攻撃的な形で表れてません?

その人は自由に働いて、好きなことして、仲間もいて毎日楽しそう。
それはそれで、本当に素敵なことだと思うんです。
でもさ、だからってわざわざ「専業主婦って何が楽しみなの?」って言う必要ある?
ちょっと「私はあなたとは違うのよ」って、上から目線に聞こえちゃってモヤモヤ…。
でもね、正直なところ、
もし本当に自分の人生に満足してて、心から幸せ感じてたら、
他人の生き方を引き合いに出して「それって楽しいの?」なんて言わないと思うんだよね。

自分の幸せって、自分の話だけで十分語れるはずだし、
わざわざ誰かを下げてまで、自分をよく見せる必要なんてないでしょ?
だからそういう言い方をする人って、
実は自分の幸せにちょっと自信がなかったり、
どこかでモヤモヤしてるのかもしれないな…って思っちゃう。
それって、すごくもったいないなぁって思うの。
だって、あなたが本当にキラキラしてるなら、
他人を比べに出さなくても、十分素晴らしいはず!
だから、そういう言い方を見かけると、
内心「もったいな〜い!」って思っちゃうんだよね。
あなたが大切にしてる価値観、本当は素敵なのに。
でも、誰かを引き合いに出して語っちゃうと…
なんかちょっと小さく見えちゃうよ〜!って、心の中でツッコんでます(笑)
もし、自分が批判された気になった時…
ブッダの「ロバの話」を知ってる?
ふと思い出したのが、
仏教にある有名なたとえ話、「ロバの話」。
ある父と息子がロバを連れて旅をしているんだけど、
どう行動しても周囲の人から文句を言われる。
誰も乗らない→「バカみたい」
父が乗る→「子どもがかわいそう」
子が乗る→「親不孝」
二人で乗る→「ロバがかわいそう」
かついで歩く→「バカだ」

最終的には、川でロバを落としてしまうっていう結末…。
現代版ロバの話=SNS論争あるある
この話、まさに今のSNSでもよくある光景だなと思います。
専業主婦 →「なんで働かないの?ヒマそう」 共働き →「子どもがかわいそう」 パート →「中途半端じゃない?」 フルタイム →「家事育児どうしてるの?」
全部、誰かの“正しさ”によるジャッジ。
でもそれって、その人にとっての正解であって、私の正解じゃない。
他人の人生を下げなくても、幸せは語れる
SNSではつい、
「私は自由で充実してる」ってことをアピールするために、
誰かの生き方を“引き合いに出して”語ってしまう人がいる。
わたしは「うちにはうちの正解がある」で生きたい
何を選んでも、どんなふうに生きても、
外野は勝手にいろんなことを言ってくる。
でもそれに振り回されて、自分のロバ(=自分の人生)を見失ってしまったら、
本末転倒ですよね。
だから私はこれからも、
「うちにはうちの正解があるんで😊」
ってスタンスで、堂々と生きていこうと思います。
気になっちゃうことが多いけどね。
修行です!
今日のひとこと
人の目を気にして生きると、ロバも自分も失う。