「満たされる」って何?専業主婦の私が、“働いてないことへのモヤモヤ”と向き合ってみた

「時間できたら働くの?」
「家にずっといると、しんどくない?」
「働いてるほうが社会とつながれていいよね!」

そんな言葉をもらうたびに、
なんとなく胸の奥がザワッとする。

私だって、家にいても、社会の一部でいたいって思ってる。

でもね、それって
“働く=偉い”とか、“働かない=暇”
っていう前提で話されたとき、
ちょっと違うと思うんです。

◾️満たされるって、仕事だけじゃない

たとえば、

  • 「今日、子どもが“ママってすごいね”って言ってくれた」
  • 「ごはんを美味しいって言われた」

そんな小さな場面に、
“わたしがここにいてよかった”っていう実感がある。

それって、給料は出ないけど、
心が報われる“対価”だと思う。

◾️じゃあ、働くこと=満たされること?

もちろん、仕事で満たされる人もいる。
承認される、やりがいがある、自分の価値を実感できる。

それって素晴らしいこと。

でも、「働かないと満たされない」って決まりはない。

◾️例えるなら…

「働かないと満たされない」って考え方、
たとえるなら

“空腹を感じるためにわざと運動しなさい”って言われてるみたい。

満たされる=お腹いっぱいになることなら、
人によって“好きな料理”や“食べるペース”は違って当たり前。

私は、家という場所で
家族と一緒に“心をあっためるスープ”をゆっくり作ってる時間が、
いまの満たされ方なんだと思う。

◾️「すぐ働かないの?」にモヤッとしたら…

働くって、「お金のため」だけじゃなくて、
「誰かの役に立ちたい」とか「外の世界と関わりたい」とか、
いろんな動機があっていいと思う。

でもそれは、
“満たされたから自然にやってみたいと思う”ことであって、
“時間が空いたから義務的にやらなきゃ”ではない。

◾️専業主婦だって、ちゃんと「社会」にいる

働いてなくても、

  • 家族を支えてる
  • 子どもの土台をつくってる
  • 日々、見えないところで、たくさんの「仕事」をしている

社会的な“役割”はあっても、
“価値”はどこにいても変わらないはず。

◾️働かなくても、満たされていい

「働いてないけど、なんか満たされてるなあ」って、
それだけで立派なこと。胸を張っていい。

誰かに役に立ってる。
誰かに大事にされてる。
自分で自分を認めてる。

それが、「満たされる」ってことなんじゃないかな。

💬 最後に…

わたしは、
自分で選んだ「いま」を肯定できる人でいたい。
働くことも、休むことも、どちらも自分で選べるって
それがほんとの“自由”だと思うから。